わたしは何年か前に、市の大腸ガン検診で「再検査」を言い渡されたことがあります。 ガン検診での再検査通告はかなりショックが大きいですよね。 わたしはあまりネガティブな性格ではないのですが、このときばかりは悪い方へ悪い方へと頭が行ってしまいました。 だけど落ち込んでいても仕方がないので病院で再検査を受けることにしました。 再検査の方法は最初の検査と同じ、便に潜む血液を調べるものでした。同じ検査をして意味があるの? と思いましたが、先生は、この検査で再検査を通告された人のうち、本当に大腸ガンである人は5%にも満たないと言うのです。つまり、再検査を言われた人の大半が「何でもない」ということです。そして実際に大腸ガンの人が、この検査で発覚するのも5%未満だとか。 再検査になってしまう原因として「生理中だったり、その前後だったり」、或いは「痔」の人もそういう結果が多々出るそうです。言われてみればわたしも生理が終わったばかりだったかな、なんて思いました。 再検査の結果は「大丈夫」でした。 だけどこのとき思いました。こんなに当てにならない大腸ガン検査って何のためにあるのでしょう? http://www.haigan.jp/菊名記念病院[横浜市港北区 救急病院 地域医療支援病院]